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【食事】まずは大切ですよ

【食事】まずは大切ですよ
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352: 名無しさん 2014/05/07(水) 20:35:51.88
>>350さん おもしろいネタありがとうございますw

 

115歳で大往生のおばあさんの造血幹細胞が、残り2個になっていた話が興味深いですね。
たった2個でも幹細胞があれば生きていられた・・・
前駆細胞の段階で、ねずみ算式に激増するのが、手に取るように分かりますね。

筋肉つける薬は安全ならいいなと思います。
多少のリスクを取ればテストステロン打てばいいですから。
長文

353: 名無しさん 2014/05/07(水) 21:21:29.98
Long-term effects of a ketogenic diet in obese patients.(PMID:19641727)

 

まとめ
肥満体ヒトで2年間ケトン食を継続したところ、体重減少だけではなく脂質プロファイルなども
全てにおいて改善した。以下はケトン食の概要。
30 g carbohydrate
1 g/kg body weight protein
20% saturated fat
80% polyunsaturated and monounsaturated fat

ケトン食はもう90年以上の歴史があるため数10年試した人も大勢いるに違いない。
もっと長の客観的データがあれば欲しい。
長文

354: 名無しさん 2014/05/07(水) 21:32:51.61
Calorie Restriction Extends Life Span― But Which Calories?
PMC1196473
まとめ
キイロショウジョウバエでは、同じカロリー量のCRならば、炭水化物制限より
脂質とタンパク質制限の方が効率的に寿命を延ばした。常識とは違う結果じゃ
ないか!

 

ハエは参考になるのか? 長

355: 名無しさん 2014/05/07(水) 21:49:18.06
こんなスレもありますよ。
356: 名無しさん 2014/05/07(水) 21:49:50.55
暴発すまそ
【AGE対策】抗糖化サプリメント
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/supplement/1378314216/
357: 名無しさん 2014/05/07(水) 23:06:03.43
GHRHノックアウトで寿命+51%の長寿マウスが作成できた

 

Growth hormone-releasing hormone disruption extends lifespan and regulates response to caloric restriction in mice
PMC3810783
まとめ
GHRH遺伝子ノックアウトマウス(KO)は野生型よりオスで+51%、メスで+43%の長寿であった。
この効果はカロリー制限(CR)とは一部重なるが、互いに異なる部分もあり、KOマウスでCRを
行ったところオスで+9%、メスで+17%さらに寿命が延伸された。KOマウスに特徴的なポイント
は、大きさは野生型の60~70%程度と小型だが活動的、成長が遅い、極めて低血糖/低インス
リン/低インスリン抵抗、脂質プロファイルが極めて良好、皮下脂肪が多い、IGF-1は野生型
の1/3程度と低い、脂肪からのアディポネクチン分泌が多い、オスの遺伝子プロファイルが
メス型に近づく、オスの長寿化率がメスより大きい、肝臓の解毒作用関連の遺伝子発現が強い、
脳の遺伝子発現は野生型と大差が無いなど。ラットでは成長後にGHを下げても長寿化しない。
生まれながらにGHRH-KOであることが長寿化には必須。元々長寿のラット品種ほど寿命延伸効
果は小さくなる。長寿化したラットの死因の解析(おそらく癌)、ヒトの場合にどうなるかなど
が今後の検討課題である。

考察
ラパマイシンでも+20%程度だったので+51%はかなり大きいと思う。ヒトでどうかはまだ不明で
あるが遺伝子改変はできない。ヒトの場合のGH欠乏症を見ると、子供なら発育遅延し、成人な
ら虚弱と短命化、老人なら衰弱する。GHRHが無いとGHは分泌されないか、分泌されても大幅に
減少するはず(グレリンとかGHRPは残りそう)。もう少しヒトに近いサルとかでやってくれない
かなと思う。長寿化の要因は書いてある通りエネルギー代謝の激減が大きいだろう。KOではPI
3K系が大幅抑制されている。無駄なエネルギーを使わないためにROS・糖化などによるDNAダメー
ジが減少する。肝臓が妙に強化されているのも全身的なダメージを減らすんだろう。またメス
化するのは、より保守的な恒常性維持が行われるている結果だろう。脂肪が多くインスリン抵
抗性が低いのはメスの特徴。pioの作用とも一部かぶる。書いてなかったけどオスのTは相当低
いだろう。繁殖できない可能性がある。

結論を勝手に述べると、
個人的にはヒトにはあまり効果がないと思う。SODの発達が優れているためヒトの場合にROSによ
る損傷は格段に少なく、それが幸か不幸かCRが長寿につながらない理由にもなっている。またヒ
トの場合には通常の食事がすでに20%程度のCRになっている。食べすぎは良くないと頭が判断する
からである。まれにいるad libで食ってる人はすぐ死んでしまう。ただし早死にしないためにやる
べき事はラットと同じだろう。肝臓の強化などは真似できないかと思う。
長文

359: 名無しさん 2014/05/08(木) 23:35:09.48
GH受容体ノックアウトマウス(GHKO)は長寿だがGH受容体アンタゴニスト発現マウス(GHA)は普通と変わらない。
Deletion, but not antagonism, of the mouse growth hormone receptor results in severely decreased body weights,
insulin, and insulin-like growth factor I levels and increased life span.
PMID:12933651

 

まとめ
GHKOとGHAを作成し通常のマウスと比較した。するとGHKOだけが生涯小型で優れた対糖能を持つとともに長寿化した。
IGF-1の値は通常マウス、GHA、GHKOの順に高かった。GHAマウスは成長直後は小型だったが老化すると徐々に正常
マウスと変わらない大きさになった。GHKOで特徴的なのはIGFB-1とIGFB-4の減少、IGFB-2の増加であった。

考察
IGF-1を少し減らした程度ではCRの効果にすら及ばない。それともCRはまだ未知のパワーを秘めているのか。
栄養摂取量は本当に侮れない。またIGF-1の高い低いに、あまりビクつく必要もないとも言えそう。
長文

360: 名無しさん 2014/05/09(金) 09:21:13.72
小人症のヒトは長寿だったりするんでしょうか?
GH受容体がノックアウトされてるわけじゃなくって
GH不足だから逆か?

 

それにしてもGH受容体がノックアウトされていても
大きくなれないがそれ以外には大きな支障がないということなら
なにか代償系が働いているはずでそこに何があるかが問題ではないかと思います。

それと、いま問題視しているのはGH投与がIGF-1を増加させてしまうことで
これを抑制できればGHはもっと積極的に活用できる可能性があるわけですから。
(アンチエイジング分野でもトータル見て否定的な意見を散見する)
GH投与で肝臓からIGF-1が大過剰に産生されてしまって害をなすならこれを抑制することで
GH投与のメリットを大きく拡大できるのではないですかね?
GH投与でどの程度IGF-1がぞうかするのか、です。

361: 名無しさん 2014/05/09(金) 21:49:36.70
>>360 こんばんはw
昔からGHの功罪は様々にありそうなんですね。幹細胞の詳細とかTORの発見より前から
アンチエイジングに使われ始めたんです。これは結構おそろしいことです。長文
362: 名無しさん 2014/05/09(金) 22:37:47.14
ヒトの場合にGHやIGF-1が無かったらどうなるか。遺伝病からその様子がわかります。
GH受容体に遺伝的欠陥のあるラロン症のヒトについて

 

Growth Hormone Receptor Deficiency is Associated With a Major Reduction in Pro-aging Signaling, Cancer and Diabetes in Humans
PMC3357623

まとめ
ラロン症ではGH受容体の遺伝的疾患によるIGF-1合成不全が強く現れる。これら
の患者はガンと糖尿病に対する抵抗性にきわめて優れており、生涯これらの病気
をほぼ発症しない。ラロン症の特徴は、低身長、中程度の肥満、性機能低下、
抗脂血症、脳卒中、一部に知的障害が現れる場合がある。希少な病気のため平均
寿命などは明確ではないが、図1Fより生存率が50%に到達するのは50歳頃、20%を
下回るのは70歳頃となっている。死因は1位:心臓疾患、2位:てんかんなど痙攣性
疾患、3位:アルコール関連、4位:事故死である。

考察
ガンってやっぱりGHとIGF-1で発症してたんだ・・・南無 しかしGHが完全にないと
ガン・糖尿病以外の要因で早く死んでしまうみたいで・・・これも上手く行かない。
生物学的に弱くなってしまうのかも。

ではどうすれば若く長く生きることができるか?

GH/IGF-1軸上で動くだけでは、出口は無いのではないかと。
別の手段でガンと糖尿病を抑制するしか答えは無いように思います。

長文

363: 名無しさん 2014/05/09(金) 23:29:25.60
健康な成人におけるインスリン(GHも)/IGF-1と寿命の関係

 

Reduced insulin/IGF-1 signalling and human longevity
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1474-9728.2005.00148.x/full

まとめ
87歳前後の高齢者のみを集めたコホート研究。GH, IGF1の遺伝子多型と生存率
の関係を調べた(IGF-1などの値は測定難しく個人差が大きいためと思う)。女性
の場合、87歳におけるGH/IGFの少ない遺伝子を持つヒト:普通のヒトの割合は5:4と
なりRR=0.8でGH・IGF-1の少ないヒトの方が長寿であることが判明した。男性の場合には
統計的に有意差が見られなかったが、GHに対しRR=1.14、IGFに対しRR1.01となった。
以上より、少なくとも女性についてはGH/IGF-1の低い遺伝子型が長生きすることが判明した。

考察
有意か否かは別として、欲目で見ると男はもう少しGHの高いほうが長生きという結果がでた。
しかもGHの高い方が強くて若々しい。そして欲目で見なくても、GHの多少の変化なら寿命に
さほど大きなインパクトがないことも判明した(インパクトがあれば有意な変化が出るよね)。

老化すると男性のGHの減少率は女性に比べて大きいことが昔から知られている。
これはおそらく下がり過ぎなんだろう。自然も間違えることはあるかも・・・
高齢者でも運動させると顕著に体力復活、筋肉増加、GH復活することも知られている。
男性の場合、運動があらかじめホルモン制御に織り込まれている感じである。
女性にはそれが少ないのかも知れない。
長文

364: 名無しさん 2014/05/10(土) 01:08:51.16
>>363
難しくてんからん
つまりどういうこと?
366: 名無しさん 2014/05/10(土) 11:06:33.61
>>364さん どうもw もっと端的にまとめますね。

 

つまり363,364で分かってきたことはIGF-1をほぼゼロまで抑制できたとしても、
357のラットみたいに1.5倍長寿とはならず、トータルではやや短命化したこと
になります。心臓疾患やてんかん(脳の病気)はかなり致命的です。また見た目
の老化も年齢なりに進行してしまい(362のFig1写真参照)ます。よってIGF-1の
大幅な抑制はヒトの場合、若く長生きする手段にならないという結論です。

ただし微妙な寿命変化に注目すれば、普通の女性ではIGFが今より少ないとこ
ろに最長寿命ポイントがありそうです。反対に男性については今より少し多い
ところに最長寿命ポイントがありそうです。ただしいずれにしてもラットのよ
うな大幅な変化ではなさそうです。

しかしラロン症はガンと糖尿病には格段の耐性が得られるようになりますから
そこから何か学ぶ必要はあります。彼らの血清に通常ヒトの細胞を浸し、そこへ
発ガン性物質を入れると、急速にDNA修復が進むか速やかにアポトーシスすること
が示されています。つまり癌抑制遺伝子p53などの働きが大変強い可能性があります。
また、血清へIFG-1も同時に入れると上記の変化が鈍るそうです。ラロン症では
下垂体機能は正常でGHはむしろ高値を示しますからGH自体にはp53の機能を損なう
作用はなくむしろ促進するのではないかと思います。
そこでやはり問題となるのはIGF-1によるアポトーシス抑制、細胞分裂促進作え用で
はないでしょうか。正常細胞であってもガン細胞であってもアポさせず増殖させます。
この点については様々なガン抑制成分(多くがp53と相互作用します)の検討で、やがて
ラロン症患者並みに至れるんではないかと考えています。
長文

365: 名無しさん 2014/05/10(土) 09:20:10.17
>>363
働かなくなった雄は速やかに老化して退場するというプログラムになってるってことか。
退役した男性は確かに老け込むのが早い気がするな。
367: 名無しさん 2014/05/10(土) 11:18:24.98
>>働かなくなった雄は速やかに老化して退場するというプログラムになってるってことか。
>>退役した男性は確かに老け込むのが早い気がするな。

 

そんな感じもありますねw長

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イチオシ

 

368: 名無しさん 2014/05/10(土) 14:29:05.90
無駄に肝臓から分泌されるIG-1Fを下げる食事 [ポイントは植物性タンパク質]

 

Health benefits and risk of plant proteins
http://www.bmj.sk/2005/10667-11.pdf

考察
タンパク質を摂るなら動物性より植物性のほうが肝臓からのIGF-1の分泌が少なくなるとのこと。
平行してインスリン低下、グルカゴン上昇による好ましい作用もあり抗老化、抗癌、抗糖尿によい。

そのメカニズムは必須アミノ酸と非必須アミノ酸の割合にある。必須アミノ酸を
多く摂ると同化作用(細胞が増殖する方向)の準備が整い、インスリンとIGF-1が
上昇する。動物性タンパクには必須アミノ酸が潤沢であり、アナボリック効果が
発揮されやすい。反対に植物性タンパク質には非必須アミノ酸が多く含まれており、
最小限の必須アミノ酸の摂取で生きることになるため、無駄なIGF-1上昇が減少する。
必須アミノ酸(ロイシン)がPI3K/Akt/mTORの入力要素であることも影響するだろう。

単純には、食事に占める肉を減らし、大豆、コーンフレーク、アーモンドなどを増やせばよい。
必須アミノ酸は程々に。非必須アミノ酸を多めに。
ベジタリアンの長寿(ガンが少ない)には上記のインスリン・IGF-1系の抑制が一役買っているはず。

もう少し詳細を述べるとグルカゴンは肝臓に作用しcAMPを活性化する。cAMPは
新糖性を促進し、コレステロールの合成を抑制する。それと同時に、興味深い
のはIGF-1の結合タンパク質であるIGFBP-1の合成を促しfree体のIGF-1を減少させる。
このようにIGF-1の低下が全身へ波及する。
長文

369: 名無しさん 2014/05/10(土) 14:35:19.73
IGFBP-1の合成促進成分があるといいなw 長
370: 名無しさん 2014/05/10(土) 14:37:37.08
やはりグルカゴン注射か?
371: 名無しさん 2014/05/10(土) 15:57:54.59
癌抑制因子p53の発現促進成分 Bowman-Birk proteinase inhibitor
(ボウマン・ブリック・プロテアーゼ・インヒビタ, BBI)
身近な素材に秘められた癌抑制作用について

 

The radioprotective effect of BBI is associated with the activation of DNA repair-relevant genes.
PMID:9712551、PMID:9840184、PMID:11484788、PMID:18237807 など

まとめ
大豆の薄皮に多量に含まれるBBIと呼ばれる成分には癌抑制の肝となる因子p53タンパクを
増加させる作用が見られた。BBIであらかじめ6時間処理したヒト皮膚繊維芽細胞は、p53
タンパク、ERCC3とGadd45遺伝子発現が亢進され、6Gyの放射線でDNA損傷を与えたところ
未処理に比べて高いDNA修復力を示した。UVダメージに対しても同様の回復促進が見られた。

考察
1998年頃に発見された大豆に含まれる抗癌成分である。今のところあまり知名度がない。
実は日本人の癌発症率の低さから食生活を研究したところ浮かび上がったのが大豆食品
である。デザイナーフードのレベル1にも含まれている。大豆の他の主成分、ダイゼン、ゲ
ニステインなどの研究が進んだが、BBIの重要性は癌発生の根幹部分p53に作用する点かも知れない。

BBIは水溶性だが熱に弱く50℃付近から熱変性が始まる。日本人の代表的な大豆食品、豆腐、
納豆、きなこ、ゆば、枝豆、いり豆、赤飯、豆乳、味噌などは全て加熱工程が含まれている。
さらに大豆の薄皮は風味が悪いため剥かれることが多い。そこで市販の豆乳について成分分
析が進められておりこんな結果がでた。なぜか外人が研究しているw

Quantitative determination of active Bowman-Birk isoinhibitors, IBB1 and IBBD2, in commercial soymilks.
PMID:24594149、PMID:24518322 など

BBIのイソインヒビタであるBBI1, IBBD2がそれぞれ最大0.0052%, 0.0046%含まれていた。
大豆薄皮には約7%のBBIが含まれているから大半は壊れるみたいだが生き残る成分もある
ことが分かった。理想的には50℃以下の熱処理で薄皮だけを食べるとたくさん摂れる。
(参照:http://www.gizmag.com/cancer-drug-soaking-soybeans/22605/
ということはたとえ日本人であっても、これまではごくわずかなBBIしか摂取できてないはず。
大豆薄皮か未加熱有機大豆のホール・ミールを探してみたい。
ちなみに”きな粉”は薄皮をむいた後に加熱処理されてる。味噌も納豆も全て加熱済みである。
スーパーの棚に使える大豆製品は見かけなかった。
長文

377: 名無しさん 2014/05/11(日) 20:55:46.60
>>371の大豆BBIというのを抽出してみた。
乾燥大豆300gを水洗いして50℃のお湯400g程度に入れて4時間放置した。
こんな生半可な温度で出てくるか心配になったがすごい勢いでマメが水を吸う。

 

予想外に大豆が吸水して残った水は100cc程度になった。
その水を別の容器に移すと琥珀色の透明な液体が得られた。
飲んでみるとちょっと甘い味。豆乳の風味にも少し似ている。
トリプシン阻害が強いと腹を壊してしまうので、少しづつ験飲中。 長

372: 名無しさん 2014/05/10(土) 17:13:11.37
> cAMPは
> 新糖性を促進し、コレステロールの合成を抑制する。それと同時に、興味深い
> のはIGF-1の結合タンパク質であるIGFBP-1の合成を促しfree体のIGF-1を減少させる。
> このようにIGF-1の低下が全身へ波及する。
フォースコリー?
373: 名無しさん 2014/05/10(土) 17:32:00.60
もっちょと詳しくお願いします、師匠w 長
374: 名無しさん 2014/05/10(土) 19:11:15.67
375: 名無しさん 2014/05/11(日) 17:17:17.48
軽い有酸素運動と寿命

 

生涯にわたりラットに日々一定の有酸素運動を継続させた場合、無運動ラットの生存曲線とほぼ同じだった。
統計的に有意ではないが日々の運動で40日=約5.3%ほど寿命(生存率50%)は延びた。さらに、日々運動したラ
ットの身体能力は、どの月齢においても無運動ラットより高く健康寿命は長くなった。運動機能が-20%減少
するまでの期間を健康寿命と定義すると、運動あり26月齢、運動なし20月齢、つまり健康寿命は約+30%長い。
PMID:24472376

ヒトにおける運動と寿命の関係は今でも確実なデータはない。
でも軽い運動を毎日続けることは、おそらく長寿につながるだろう。
長文

376: 名無しさん 2014/05/11(日) 18:48:17.13
長寿者のIGF-1とその後の残存寿命について
Low insulin-like growth factor-1 level predicts survival in humans with exceptional longevity
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/acel.12213/full#acel12213-note-0001

 

まとめ
97歳前後の老人女性においてはIGF-1レベルの低い方がその後は数年長生きした。
しかし97歳前後の男性においてはIGF-1の高低と残存寿命に相関は見られなかった。

考察
まず97歳といえば1910年頃に生まれた方々であり、1920年頃の生存率曲線から判断
すると約5%の希少な生き残りである。ベースラインの評価で糖尿病と診断されたの
はわずかに9%程度だった。日本では70歳以上の糖尿病羅漢率が20%を越えそうである。

空腹時血糖は低IGF郡で102, 高IGF郡で113、HDLコレステロール(善玉)は低IGF郡で53,
高IGHF郡で52となっており97歳としてはとてもいい値。つまり人並みはずれた耐糖能
をもつ人についての研究である。

そういった才能のある方々の話としてだが、男性の場合はIGFの高低は余命に影響を
与えなかったことになる。ここで低は55, 高は121 ng mL-1である。IGFが121という
のは最近の基準値*で25歳男性の下限値と同じ。ちなみにIGFが55は74歳男性の下限値
になる。つまり最も大事なことは、これらの方々はすでに人並みはずれた高いIGFの
値を持つ集団であるということである。そういう生命力の高い男性でなければ97歳ま
でそもそも生きることは不可能とも言えそう。

* http://ghw.pfizer.co.jp/adult/information/igf-i/index.html

ちなみに残存余命のグラフFig1Dから、すでに癌を患っていた人についてはIGFの低い
方が数年余命が長いと言う結果がでている。これはガンの進行上、仕方ないだろう。

だが、上記の”すでに癌を患っていた男性”を、生存率グラフFig1B(IGHの高低に余命は
依存しない)から取り除くと「IGF-1の高い人の方が長生きした」という結論に変わる。
つまり癌以外の死因に対する生命力はIFG-1の高さでほぼ決まると言えそう。

さらに男女ともIGFの高い人しか、そもそもこの研究に参加できなかったことを考えると、
IGFが高いという才能も長寿には”必須”なんだろうと改めて思う。
長文

378: 名無しさん 2014/05/11(日) 22:00:56.22
ソイプロテインってどうやって抽出してるんでしょう?
381: 名無しさん 2014/05/12(月) 22:30:44.61
>>378 フィルトレーションがどうのとかいうややっこしい方法ではないでしょうか?
386: 名無しさん 2014/05/13(火) 02:49:54.47
なんかすごい情報量ですね・・・・
GHは健康を保つのに重要だが癌を育ててしまう
結局ここが議論の中心ですか。

 

若年の癌が初発する時期に何かできることがあれば
医療費削減になりそうですねえ。

ただ、若年のうちに癌ができる説で腑に落ちない現象があります。
小児癌です。あれはいつできてなんで小児期に死に至るほど
増殖できるんでしょう?

>>381
加温せず粉砕の上フィルタで抽出ならBBIが生き残るかも
加温して豆乳にしてからなら無理でしょうが・・
ちょっとぐぐったくらいじゃ出なかったです。

389: 名無しさん 2014/05/13(火) 07:25:44.51
>>386 有機大豆皮付きパウダーありました。コーヒードリップでBBI入り豆コーヒーが造れそうです。
【海外認定オーガニック】ALISHAN(アリサン)オーガニック大豆粉【500g】
URL:http://park.jp/item?dm=lohas-town.tq&icd=003-218

 

大豆皮付き粉砕、熱処理なしであることを確認しました。長文

390: 名無しさん 2014/05/13(火) 11:17:50.37
>>389
50度上限の加温でダイズの毒性は消去できますかね
ほとんどの加工食品が加熱工程を通すには理由があるのだと思うのですが。
http://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/kokoga/syokuyosiso20101-2.htm
>生大豆を食べると、内臓のいたる所に血の固まり(血栓)が出来て、腸の粘膜も炎症し、
>心臓を悪くしてしまうとか、生でなくても、納豆は赤血球を固まらせるビタミンKが多いということで、
>心臓病や、炎症性の病気の場合は病院でも禁止されたりしています。
>そうなると、おいしい枝豆は、しっかり湯がいて食べ過ぎない方がいいようです。

やっぱり食事は大切なんだね…

そうだね!なにより食事は大切!

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