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【寿命】アンチエイジングとの関係は?
[まとめ]
脳内のストレス応答を緩和、HPA軸を調整し、Aβを含む脳神経細胞の諸問題への
治療効果があり、経口投与で作用が得られる。うつ、不眠、老化や閉経による認知
障害、ヌートロピックなどへ応用できる。
[概略と文献]
1.PTからオリゴサッカライドエスターを抽出しGinsengサポニンと組み合わせた経口投与
で、CMSマウスの前前頭皮質においてセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン、
アセチルコリンを増加させ正常化した(24132797)
2.PTから抽出したフェニルプロパノイド(tenuifoliside A)はNF-κBおよびMAPK経路にて
マウス腹腔マクロファージで抗炎症作用を示した(24076326)
3.PTの主要成分は3,6′-disinapoylsucrose(DISS)であり腸粘膜から吸収される(24043590)
4.PT抽出物(Compound1,8,14,17,18)によりLPS刺激により活性化されたマイクログリア細胞
における炎症性ファクターの抑制が見られた(24042007)
LPS刺激とは↓
//adash333.wordpress.com/2011/05/12/caspase-signalling-controls-microglia-activation-and-neurotoxicity/
5.ラットへPT乾燥根を経口投与し血清内の活性成分を50種類発見した(23860503)
6.去勢によるエストロゲン欠乏モデルラットへのPT投与で、記憶力の回復や海馬CA1領域の
NOS陽性神経細胞に回復が見られた。更年期障害などの治療への可能性がある(23688946, 18693285)
7.PTを経口投与した通常ラットで海馬のAChE,MDA,SODが低下し学習能力と記憶力の向上がみられた。
海馬断面観察からfEPSPが基本シナプス伝送などにて増加することも確認された(23499702)
8.PT乾燥根抽出物BT-11はGluとアミロイドβによる細胞死を抑制しAChE阻害効果を持つ。
ラットではスコポラミンによる認知障害を緩和した。健康な成人および老人性アルツ
ハイマーの患者においても大幅な学習能力向上と症状の緩和が確認された。別の抽出物
polygalasaponin XXXIIによってもERK, CREB, BDNFなどの指標に最善を示し認識障害
の緩和効果が見られた。細胞からアミロイドβの分泌自体を抑制する効果も見られる。
(12391609, 19429065, 19699261, 19684611, 19208093)
9.PTエタノール抽出物のフラクション(YZ-50)はラットの行動障害を緩和しヒト神経細胞
を保護する働きを持つ。Y-50のおもな構成成分は3,6′-di-o-sinapoyl-sucrose (DISS)
およびtenuifoliside A(TEA)である。DISSを持続的ストレスを受けたラットへ投与する
ことで、CAM-1, laminin, BDNF, CREB, BDNF, TrkBHPA軸のパラメータなどストレス指
標の全てが改善する。(20541923, 20018220, 19827305, 19726361)
長文
tp://herbalrecipe.en.gongchang.com/product/14858292
これは多分薬問屋で珍しく価格を表に出してる。ジントロピンもここの中間価格だと同程度みたい。
tp://herbalrecipe.en.gongchang.com/product/14858401
本物だったらいいな。でも日本向け出荷してくれるところで本物送ってくれるところってどうやれば見つけられるんでしょ??
ところでウチワサボテンって食えると聞いた覚えがあったのでググってみました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110654966
http://www.franco-japonais.com/tomato/epic/figue_inde.php
結構うまいらしいですが
tp://en.wikipedia.org/wiki/Opuntia_humifusa
これとは全く違うものなんですかね。
Hoodia fabulous
はサボテンではないようです(どーでもいいか)
http://en.wikipedia.org/wiki/Hoodia
あと
【AGE対策】抗糖化サプリメント
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/supplement/1378314216/
にあったL-カルノシンの大量投与での痙攣誘発について調べてみたんですが
公開特許に記載したものがありました。カルノシンが一気に多量に分解されて
ヒスチジンが多量に遊離しヒスタミンの大量合成から大トラブルという恐ろしさが
あるようなんですがこれを回避するしかもほとんど副作用のない薬が
既にあるようです適応症がガンなので高価だし入手性に大問題がありそうですが。
これがあれば高濃度のカルノシン液を点眼して老眼を改善とかできないのかなあ。
【AGE対策】抗糖化サプリメント
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/supplement/1378314216/83
83 名前:ビタミン774mg[sage] 投稿日:2013/12/17(火) 19:24:00.27 ID:???
http://www.ekouhou.net/
見つけた「カルノシナーゼ阻害剤とL-カルノシン類との併用および組成物」
>しかしながら、大過剰のL-カルノシンによる治療は、実際的また経済的な見地からのみならず、
>特に組織および血漿中におけるヒスタミン放出の危険性による安全性の見地から避けるべきである。
>なぜなら大過剰のL-カルノシンが投与されたときには、カルノシナーゼにより体の中に過剰のヒスチジンが放出され、
>それは別のヒスチジン脱炭酸酵素によって過剰のヒスタミンに変換される。
抗がん剤ベスタチン 10mgカプセルで薬価577.5 30mgで1475か さすがに高価な薬品だな。
あまりいい答えはなかったですね。HGHの供給は年々不安定になっている感じです。
リリーのヒューマトロープか、ジントロピン箱買ファイバー付きでないと、バイア
ル単位ではどうやっても真贋不明なままのような。。。
>>ところでウチワサボテンって食えると聞いた覚えがあったのでググってみました。
>>tp://en.wikipedia.org/wiki/Opuntia_humifusa
>>これとは全く違うものなんですかね。
一部同じと思います。Opuntia_humifusaと近い種類のサボテンが沢山あるらしく
ぱっと見では見分けつかないですw 純粋なOpuntia_humifusaの花は黄色一色で
花弁が多く円形に見えますが、他の色が入っていたりペンタゴン風はちょっと
違う種類らしいです。
>>Hoodia fabulous
>>はサボテンではないようです(どーでもいいか)
これが悪名高いヤセ薬の”サボテン”ですね。
「がんがぜ」と「うに」の違いみたいですw 長文
そもそもカルノシンを大量に飲むという作戦はどこから出たんでしょうね?
メガカルノシンですか。。。長
こんなのもありやすw
Effect of carnosine, aminoguanidine, and aspirin drops on the prevention
of cataracts in diabetic rats.
PMID:19081783
長文
レンズ、筋肉、脳で非常にカルノシンが多く見出されたと書いてありますね。
内服しても意味はない?それとももっと過剰に積み上げることができ
積み上げても害はない?ヒスチジンからの誘爆を避けられるならかなり使えそうですね。
べータアラニンで行くか併用するかすれば遊離してくるヒスチジンを捕まえることもできそうに思えますが。
まあ巻き戻す作用まではなく糖尿病性白内障の進行を遅らせる効果が期待できる
というところでしょうか。
痩せローション1日2回にするとこれは目に見えて効果がありましたがかぶれました。
休止中。 不純物が多すぎるのが敗因かなあ。
で、すぐ元に戻りますね。浮き輪の脂肪組織はかなり活性が高いのかな。
tp://www.livonlabs.com/cgi-bin/htmlos.cgi/00676.1.3515820138019926299
/liposome-encapsulated/lypo-spheric-age-blocker.html
成分はVB群, 希少ミネラル, シナモン抽出物の3つ。
増健には使えそうだが・・・ 長文
これ、リポ化する意味あるんですか??
tp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3834693/#!po=50.0000
細胞分裂よりダメージの方が急速にテロメア長を短縮するということですね。多分。
長
>Telomere length is a molecular marker of cell aging, and genomic instability due to telomere shortening has been linked to aging-related diseases, especially cancer [ 3 ].
あれ?テロメアの短縮は細胞サイクルを停止させて癌化を抑制するための機構じゃなかったでしょうか。
>UVA doses below 10 J/cm 2 administered to fibroblasts in vitro are of physiological relevance as it is similar to the dose at which human skin is exposed in sunlight for 15-30 min during summer, at noon at a latitude of 30?35°N [ 16 ].
夏の昼間15から30分・・・これで10Jなら1時間も浴びれば20J行っちゃうかもってことかあ。
でも日焼けどめせずに歩き回ってる人だとそれくらい行っちゃうこと結構あるだろうなあ20Jでテロメアが劇的に短くなるとはgkbr
ただ図4の対照群の数値の意味がわからん・・さすがにこの程度の照射一発でテロメアが8分の1になるんなら
屋外労働者はすぐ皮膚のターンオーバーが出来なくなるだろう。老化どころのレベルではなく。
もともとは日焼けどめなどない状態で人類は進化してきた(あたりまえ)わけですからこのダメージは木から降りてからは日常的に
不可避に受けていたはず。それでも我々は毛髪を限られた部位にしか持たないわけですからそれを克服する何らかの機能を
持っているはずですよね。それはなんだろうなあ。
癌化しないようにテロメアを短くして防御してるんじゃないですか?
新しい繊維芽細胞はニッチから供給されるものが頼りかもw長
幹細胞はテロメア短縮してないとして紫外線の被爆に大差はないとなると
むしろ危険じゃないですかねえ
んじゃないですか?生体内でのUVB被爆量はずっと少ないんだと思います。
繊維芽細胞の幹細胞のニッチは真皮脂肪の奥で、血管に沿ってあるという報告が
あります。被爆量が相対的に少ない位置に置かれてるんでしょう。長文
幹細胞をたたき起こす局面が多発する→幹細胞が容易に疲弊する→それでは困るから幹細胞の
保有数を増加させておく→突破してきた紫外線で癌化する幹細胞が多発
なんてことになりそうな
増える心配はしなくていいように思います。稀に老化で増える幹細胞もある
にはあるようで骨髄細胞の一部などがそうです。長文
いえ、そうじゃなくって標準的な備蓄幹細胞の保有数です。
体細胞レベルで数十倍くらいの増殖が期待できる場合と数倍程度の
増殖しか期待できない場合だとあらかじめ遅くとも成長期終了まで(おそらく新生児期まで?)
に準備しておくべき線維芽細胞幹細胞の数が10倍違うわけです。
当然加齢とともに消耗して線維芽細胞幹細胞は減っていくわけでしょう。
それは良いのですが幹細胞を余分に用意するということは簡単に癌化する細胞の
母数がその分増えてしまうということになるわけです。
得失試行錯誤の上現システムがあるわけでしょうがその上に今は文明による紫外線遮断システム
(着衣・ケミカル)があるわけで現状に合致したシステムではないような気がするのです。
だからといってそれに対してアンチエイジング的な何かが提示できるわけではないのですが。
「もし皮膚に近い場所に不必要に幹細胞が多くあるとしたら、変異しそうでヤバイだろう」
という想定の話ですよね。それはきっと正しいと思います。
分化した真皮繊維芽細胞にどの程度増殖能があるかは調べているところです。
試験管の中でならドナーの年齢相応ですが培養条件を正しく与えると何十倍
何百倍にも増える様子です。ただしこれも体細胞か幹細胞のどちらが元にな
っているかは不明です。
皮膚内で実際にどうなっているかもっと詳しく知りたいところです。
以前に引用したレチノインの効果を検討した文献では、サンダメージのひどい
箇所では繊維芽細胞が枯渇しているが気長に治療するとよみがえってきました
ね。体細胞の分裂・マイグレーション、幹細胞からの新しい供給などメカニズ
ムはまだ特定されていません。 長
ここもテロメアをあえて短縮して調整してしまうのか(その場合遺伝子全体のチェックサムを摂ってから復元するとか
エラーチェックとリカバリのシステムもなければならないか)癌化のリスクを甘受しているのか。
何らかの人為的介入を行うとすれば「幹細胞機動部隊」のようなものの構成でしょうか?造血幹細胞や脂肪組織幹細胞が
血液中に出ると勝手にニッチを探して定着する現象がレポートされてるわけですが、あれは幹細胞が不足している組織が
幹細胞を呼び寄せているのでしょうか?それが可能なら幹細胞供給人工臓器のようなものの作成も
考えられると思うのですが。「呼び出されるとすぐにホイホイそっちへ移動しようとする尻の軽い間葉性幹細胞」(できれば分化可能範囲を
より広く改造できればベター。またあるいはこれには「7つの科学」の提案のようにテロメラーゼ活性を与えないことも考慮。)
を作っておき、紫外線を遮断できるようなパウチ組織にくるんでおいて比較的浅部の組織にインプラントしておく。ここから
幹細胞を新たに全身に供給させ「尻軽な幹細胞」が居なくなったらまた補充する。こんな手法は使えないかな。
肝臓や深部にある脂肪組織に打ち込んでおいて幹細胞プールとするとかでもいいけどどっちが負担が大きいかな。
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イチオシ
睡眠時間が短いほど健康な(老人)男性のテロメアは短くなる
PMC3483149
まとめ
タイトル通りの結果がコホート研究で得られた。老人女性の場合には
睡眠時間とテロメア長には関係が見られないが、女性でも睡眠の質と
テロメア長には相関があることが知られている。年齢、BMI、飲酒、
喫煙、うつ傾向、就労状況などのコファクターと関係なく、睡眠とテ
ロメアの相関が見られ、強い因果関係があるもよう。その理由として
睡眠の剥奪は酸化ストレスを生み、その酸化ストレスがテロメア長を
短くすることが知られていること、睡眠の質の低下はHPA軸に反映され、
コルチゾールの値が増加し、コルチゾールへの暴露もテロメアを短く
することが知られていることなどが原因と推察される。
考察
老化で睡眠の質(長さと深さ)が悪くなるとテロメアまで短くなってしまうのかと。
組織の老化→概日リズムの低下→睡眠質低下→さらに組織の老化と悪循環のように
なっているのかな。ここに老人性うつ病やその他の持病が加わるとさらに睡眠の
質が悪くなり、直接的・間接的に老化を加速するのか。。。
良い睡眠で不老長寿を得た話を聞いたことはないので、睡眠で老化の根本が解決
できるとはならないけど、睡眠の改善は必須と改めて思います。
長文
DNA複製の時に端っこはDNAポリメラーゼかなにか複製用蛋白が結合する関係で
足場になる部分は複製できないだから分裂のたびに短くなっていく
ここを何とかするための特別な酵素があってそれで短くなった部分再作成するのだといままで見知ってきましたが
短くする方に別の要因があるようですね。テロメアを積極的に分解してしまう酵素がある?
>>テロメアを積極的に分解してしまう酵素がある?
いま調べてるところです。酸化ストレスとコルチゾールへの暴露で短くなる
現象論については文献があります。逆テロメラーゼがあるかないかです。
コルチゾールの生理的な核内受容体への作用だけで短くなりますから、
整った機序が存在するはずです。損傷を受けたり、酷使されたりした細胞
を早い時期にアポトーシスへ誘導する仕組みのひとつだと思います。
長文
tp://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject07/no8/html/section2.html
>>テロメア短縮の一因として活性酸素や放射線が挙げられているが、これは特異
>>的にテロメア部分を傷害しているのではなく、他の部分のDNAと同等の傷を受
>>けていてもテロメア部分の修復効率の悪さが災いして、テロメア長を短縮して
>>いると考えられている。
つまりテロメアを積極的に短縮する酵素は存在しないかも知れないということ。
何らかの障害(酸化やおそらく糖化も)が修復されずに残存しやすいのですね、きっと。
人工的にテロメアに損傷を与えて短縮すると、ゆっくり復元して行くデータを
どこかの文献で見ました。
上記とは別に、真皮繊維芽細胞についてはほとんど分裂しないという記載もありました。
tp://sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject07/no8/html/section1.html
>>ヒトの体を構成している細胞を分裂の面からみると、3つのグループに分けられる。
>>ひとつは、大人なっても分裂している細胞で、皮膚の表皮細胞や小腸の上皮
>>細胞などが含まれる。第2グループは、分裂能力は残るものの、ほとんど分
>>裂しない細胞で、皮膚の繊維芽細胞(傷を治すために分裂・増殖する細胞)
>>や肝細胞である。第3グループは神経細胞や心筋細胞等、大人になってから
>>は分裂しない細胞である。
繊維芽細胞は幹細胞切れになりやすいのでしょうね、多分。
毛根の細胞も同様かと思われます。
しかし細胞分裂の関係する話って複雑怪奇でかなり私の頭を超えますw
未解明な点もおおいし。
長文
そんなに頻繁に遺伝子損傷って起きるんですか。
>逆に、無限に分裂できる細胞(不死化細胞)はテロメラーゼを発現し、これによってテロメア長を維持している。
>例えば、卵巣や精巣では強いテロメラーゼ活性があり、実際、精子は年齢によってテロメアDNAの長さは変化しない。
>即ち、生殖細胞は分裂時計が停止していることを意味する。また、受精卵から発生のある時期まではテロメラーゼ活性がある(分裂時計停止)が、
>体細胞組織への分化が運命づけられる段階からテロメラーゼ活性を失い、
>分裂回数が決定されると推定されている。分裂時計の進行は、何らかのシグナル伝達系を稼働させて、種々の遺伝子発現を変化させるものと考えられる。
>テロメアDNAサイズの監視機構と、それから発せられるシグナル伝達系の詳細はほとんど不明であり、今後の研究の焦点のひとつである。
卵巣にテロメラーゼ活性は初めて聞きました。女性の閉経と更年期ってどこから起きるんでしょう?
さらに別の老化カウントプログラムが走ってそうですね。
ミトコンドリア遺伝子のような環状遺伝子だと(殆どは輪の中でループして2重螺旋になっているらしいーウイキペディアーとはいえプロテクトは甘くなりそう)
もっとエラーレート上がるんだろうなあ。どうやって卵子に受け継がれるミトコンドリアを保護するんだろう。
> 果粒膜細胞テロメアを可逆的に短縮し
可逆なんだ。ということは幹細胞以外でも一時的にテロメラーゼが働くことがあるんだ。
気にはしているんですよ。しかし、なんだかんだ見てると
テロメアってむやみやたらと縮むんですよねえ。
これが素直に命の蝋燭だとしたら誰も生きちゃいないなと。
>>384で長文さんが見つけてきてますがDNA複製のたびに短くなる
以上にそれ以外の要因でどんどん短くなるはず。
でも、最も過酷な条件下にあるケラチノサイトは維持され
僕らは生きている。いくらなんでもすべてを幹細胞にゆだねてるわけじゃないでしょう。
幹細胞のテロメラーゼ発現は強力なものではないとされてるんですから。
つまりテロメアについては明らかに巻き戻す機構があるはずだと僕は思います。
(幹細胞だけでなく)危険な機構なので乱発はされないにしても、です。
そう言えばテロメアから始まって、その要因としてコルチゾール抑制策、広くDNA損傷抑制策、
そして抗癌手法と話が流れてきましたねw
この中で抗癌が手強く、今の時代にはまだ完全解は得られそうにないのですが、
それでも長寿には必須ですね。こつこつと前進したいもんですw
話は変わってpioローションですが溶液を安定させるために溶媒の比率をこんな風にしてみました。
DMSO:エタノール:水=2:1:1
これだとpio 1.5mg/gを保持したまま無色透明な状態が広い温度範囲で維持される様子でした。
まだまだ刺激が強すぎる感じですが。次は使用感をマイルドにするためにミネラルオイルを
ベースにやってみようと思います。
長文
テロメアとHPA軸の関係について平常時とストレス印加時について検討
PMC3361080
まとめ
免疫細胞(PBMCs)について唾液コルチゾールとテロメア長の関係を調べた。夜間のコルチゾール
が低い人ほど、コルチゾールのストレス性分泌の少ない人ほど、日中コルチゾールの自然減が
明瞭な人ほど、テロメア長が平均10-15%長いことが判明した。起床時コルチゾールの値と、24
時間総和コルチゾールとテロメア長との関係は明瞭でなかった。睡眠初期のコルチゾール抑制
の不十分さが免疫細胞の機能回復を妨げ老化を促進していると思われる。
考察
ストレス性分泌とは心理的負荷で緊張が走りコルチゾールが増えること。夜間のコルチゾールの
低さとストレス性分泌はおそらく深い関係にあるのだろう。コルチゾールが増えてテロメアが短
くなる仕組みも調べておきたい。特別HPA軸が弱い人だけのテロメアが短いわけではなく、老人
なら誰でもHPA軸の調整力は弱っている。その中でも特に症状のひどい人を識別しただけである。
思うに、老人に若者より良い睡眠を何らかの方法で与えれば、多少若返るのではないかな?
長文
心理的ストレスがテロメア短縮を加速させる、持続時間が長いストレスほど顕著に
PMC534658
まとめ
身内に要介護者を持つ人について、心理テストとテロメア長の測定を行ったところ、
心理的ストレスが高いほど、介護期間が長いほどテロメアは短かかった。要介護者
を持たない人における心理ストレスとテロメアの関係も調べたが、両者に違いは見
られなかった。つまりストレスの自認度が同じであれば、テロメア短縮も同じ程度
起こっていた。テロメア短縮にはテロメラーゼ活性の低下が伴っていることも確認
された。
考察
介護期間の調査は12年におよぶもので、年々テロメアが短くなっている。テロメアの
変化がどの程度のスピードで起こる現象か疑問が残る。少なくとも心理ストレスが発
生した途端にテロメアが急減し、底ばいの状態がずっと維持されるのではないみたい。
何らかの理由でじわじわとやられて行く。繊維芽細胞のテロメアがUVB照射で一瞬でや
られるのとは大違い。コルチゾールの影響はある範囲は生理的であり適応反応とも言
えるから照射損傷とは一味違うのかもw
長文
まとめ
テストステロン(T)はアンドロゲン(AR)受容体以外の経路で心筋細胞の老化(テロメア短縮)を抑制する
PMID:21971687
AR受容体を持たず精巣機能の無いマウス(Tfm)へT補充療法を行ったところ、無処理のTfmマウスに
比べて心筋細胞のテロメア長が延伸されて正常化した。TはAR受容体以外の経路で細胞老化を抑制
していることが示された。またTfmマウスへTと抗アロマターゼの両方を補充したところ、T単独よ
り効果は劣るがやはりテロメアが延伸された。よってTおよびエストロゲンの両者にテロメア延伸
と細胞老化抑制作用のあることが示された。
考察
T∝テロメア、E∝テロメア、ウハウハ∝テロメアかな。意外なところに答えはあるのか?
奥が深いような、浅いような、何とも言えない感触。女性でもPMID:23808382にあるように
エストロゲンに比例してテロメアが延伸される様子がある。HRTについてはわからないが、
当然の帰結かもしれない。
長文
オスの寿命の方が長い哺乳類はあるんでしょうか。
寿命とアンチエイジングの関係は?
あるようだね…詳しいことは参照してください…
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